嫌なこと、やってますか?
私はやってないような、やってるような…。
そもそも好き嫌いがそんなにはっきりしていない。ふわふわ生きてる。
そんな自分の頭をガツンと殴られ、「あ、世界中この考え方すれば世界平和!」
となった本を紹介します。
プロ奢ラレヤーさんの本「嫌なこと、全部やめても生きられる」です。
最初は「お金の本」の一冊として読み始めたのですが、結論として世界平和へ行きつきました。
お金も欲しいけど、世界平和も欲しいよね!
って人必見です(そんな人いるのか)。
今回のブログ内容は以下の4つです。
- 「正しいこと」に辟易!みんなそんなに賢くない
- 「コスパ」「お得」は好き嫌いに縛られる
- みんなも好き嫌いで生きているのでは…?
- 世界平和のために私がやること
「正しいこと」に辟易!みんなそんなに賢くない
漠然としたお金の不安は考えてもどうにもならない
稼ぐのが嫌・しんどいならお金のかからない生活遊びをしよう
こういった内容が序盤に書かれています。
この考え方、真理なんですよ…正解なんです。
プロ奢ラレヤーさんはきっと賢い人なんです。
だから効率良い、自分を活かせる生き方ができるし、論理的に物事を考える。
でも…人って愚かじゃないですか?
常に不安だし、そのせいで余計な行動もしちゃいます。
めちゃめちゃ割の悪い貯蓄型保険とかに入るんです。
血を吐きながら貯めた雀の涙ほどの貯金をフランチャイズのコンビニ経営にぶち込むし、ギャンブル度の高い投資に手を出して、借金して糞な不動産を買ってしまうんです。
見栄のためにフルカスタムしたランクル(フルローン)に乗り、カナダグースのダウンを着込み、ハイブランドの財布とバッグをリボ払いで買うんです。
正しいことってただの詭弁だよね…。
頭のいい人はどんどん幸せになるし、そうじゃない人は効率が悪く、どうかしたら破滅に向かうんでしょう?
よく見るやつだなあ。
なんて思いながら最初の方は読んでました。
「コスパ」や「お得」は好き嫌いに縛られる
私は「自分の価値観の根幹を把握しよう」とか「価値観マップを作ろう!」とか言われても
「はぁ~~(*´Д`)。かちか~ん?ねえ…」としか思ってませんでした。
少し考えれば(賢い人は当然)わかることなんですが、「価値観」とは、結局「好き」と「嫌い」なんです。
好きだからであれば、躊躇なくお金が払えるし、嫌いだったらどんなに素晴らしいと世間で言われていても1円たりとも出費したくない。
この世はすべて「好き」と「嫌い」で出来ている。
例えばこんなことがありました。
喫茶ムムムで夫とお茶をした時の話です。
通常はお茶するとき、スイーツを食べたければ飲み物もセットで注文します。
しかし夫は悩みに悩んでクレームブリュレとティラミスを2品頼み、飲み物は注文しませんでした。
そして、その店のグッズである喫茶ムムムの帽子をほとんど悩むことなく購入。
このとき、夫には2種類の価値観(好き・嫌い)がある
- 飲み物は好きじゃない(水でいい)
- ファッションが好き
私には2つとも無い価値観。
コーヒー紅茶等喫茶店の飲み物は甘いものに欠かせないと思ってるし、可愛い帽子を見たからってすぐに買おうとはならない。
けれど、夫の好き嫌いを大切にしたい私は「変なの」とは思い(時には口にし)つつ、受け入れる。
だってそれは正しいとか論理的とかそういうのじゃなくて好きだから!嫌いだから!
なんて説得力がある理由!
好きなことには考えずにお金を使う、とはまさにこのことなのです。
みんなも好き嫌いで生きているのでは…?
好きなこと、嫌いなことってシンプルです。
正しい間違ってるよりすごく簡単!
この2択をすべての悩みに向けることで心の中が整理されていきます。
しばらく考えて私は気付くのです。
これって世界中のすべての人に当てはまるのでは?
支持政党も、ジェンダー問題も、核や環境に関する問題も、なんか好き嫌いでみんな文句言ったりしてるんじゃないの?
愚かだと思う行為(金がないのに車に乗ったり、ブランド物を持つ等)もうそうだ。
それが正しいからやってるんじゃなくて、好きだからやってる。嫌いだからやらない。
そう考えることで、少し周囲の人を思いやれるようになりました。
考え方が違う!といつもなら切り捨てていたところを「あ、そういうのが好きなのね」
と少しだけ寄り添えるようになったのです。
みんながこうなれば世界平和完了だな!
と夫に話したところ「宗教っぽい。怖」と一蹴されました。
世界平和のために私がやること
さて、そうなると私のできることと言えばなんだろう、これからどう行動を変えていけるだろう?
と、もうワンステップ考えてみます。
私は次の2つのことをやっていこうと考えました。
①価値観の把握
好きなのか、嫌いなのかを徹底的に問うことで自分の幹が何で出来ているのかがわかります。
あ~めんどくさい、難しそうって思ってたけどシンプルなものなので出来そうです。
ちなみに、ブログを書くことは好きです。
②自分以外の人の価値観に寄り添う
今まで、自分が理解できない人の考えを切り捨てていました。
それは正しい間違ってるで判断していたから。
そんなもの白黒つけられるもんじゃない。
でも自分以外の人の好き嫌いであれば「そういうの好き(嫌い)なんだなあ」って寄り添うことができます。
勿論こんなにスパッと簡単にできないことも多いでしょう。
でも、これから変にもやもやしないでシンプルに答えが出せそう、そんな気がします。
まとめ
- 論理的・正しいことはみんなできないしやりたくない
- 好きなこと嫌いなことはできるしやらない選択も取れる
- 好き嫌いを突き詰めて考えれば世界平和
- もっとシンプルに生きよう!
世界中の人が生きやすくなりますように。
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