36歳非モテOLが漫画家と結婚した話⑩ ~別れを切り出される私~

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夫が漫画家で、専業主婦をしているやばせんです。

夫との結婚までのなれそめブログを書いています。

前回のお話はこちら↓

第1話はこちら↓

夫が何の漫画家を書いているかは公開しておりませんので、ご了承ください。

さて、夫から急に別れを切り出された私

どういう状況だったのか、からお話しします。

「別れよう」と言われるまでの状況は

「今日はお好み焼きパーティーをしよう」

そういって、材料を買い込み夕ご飯の準備をしていました。

料理が出来上がり、食卓へ運んだそのとき、夫が倒れました。

めまいと耳鳴りです。

このとき、夫の体調不良は最悪と言っていい状況でした。

病院に行っても何も解決しません(本当にたくさんの病院に行っていました)。

「少し横になっていれば、回復すると思う」

そういわれ、私は一人でお好み焼きを食べました(食べたんかい)。

やはり心配になり、夫のそばに行って声をかけました。

「何かできることはない?」

そういうと、なんと夫は涙を流していました

夫「こんな体の弱いやつがそばにいたら、あなたの未来が可哀そう」

私「そんなことないよ」

夫「楽しいことを楽しめないなんて、一緒にいる意味ないよ」

そう言いながら泣き続けます。

私は手を握ることしかできません。

夫と楽しい時間を過ごしたいけれど、楽しくないから一緒にいたくないなんてことはありません。

私「一緒にいたいよ」

そして、夫からあの言葉が出るのです。

夫「もう一緒にいられない。別れよう

別れないよ、一緒にいよう

夫は自身の身体の弱さをコンプレックスとし、私に対して負い目を感じていたのでした。

私を幸せにはできない、一緒にいられない。

耳鳴りとめまいの中、そんなことを考えていたのです。

私の気持ちを考えてくれなかったのは寂しいですが、夫は私の将来を心配していてくれました。

とてもうれしかったのです。

「籍を入れよう。夫婦になれば、あなたに何かあったとき、仕事も融通が利く」

そんなに私のことを考えてくれる人と、別れるなんて考えられません。

気が付いたら私からプロポーズをしていました。

「体調が悪いときは私がそばにいる。ずっとそばにいるなら結婚した方が便利でしょう」

私がそう言うと、夫は更に涙を流すのでした。

ここまで、出会って3か月の出来事です。

展開が早すぎます。

プロポーズされた夫は何と答えるのでしょうか。

次回へ続きます。

明日の18時頃更新します。

おそらく最終回です。お楽しみに!

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