病院、通ってますか？
私は今のところ、特に持病もないので通ったりはしていません。
数か月に一度、歯医者へ行く程度でしょうか。
今回は、そんな私が3年ほど前に経験した１泊2日の入院話をします。
卵巣出血という聞いたことのない病名なので、どなたかのお役に立てればと考えてブログに
今となってはもう元気なので、いい思い出です。
卵巣出血とは？
卵巣出血とは、性交で卵巣に傷が入って出血することです。
私の場合は下血等はなく、おなかの中に血がたまって腹痛となるものでした。
排卵日前後になりやすいようです。
朝食後の腹痛！生理痛と似ている？
天気の良い朝、目覚めも体調も良く、朝ご飯もたっぷり食べていました。
トースト、目玉焼き、ヨーグルトというメニューも覚えています。
この頃は、東京でOLをしていたので、身支度をし、出かける頃に激痛が襲ってきました。
立ち上がったり横になったりするとペットボトルを下腹部で上下させるように流れ込むのです。
痛みはどんどんひどくなっていきます。
生理痛のようですが、全く違う。
どちらかというと、便秘に似た痛みで下腹部を圧迫していきます。
ダメだ、痛すぎて立ってられない。
とりあえず病院へ行こう、と会社へ連絡しました。
この時は「痛み止め貰って仕事へ行こう」くらいに考えていました。
細菌感染？婦人科で出された紹介状
痛みはこの朝一がピークでしたが、痛み止め貰うのがゴールと思い、歩いて病院へ行きました。
痛みの箇所からして、いつも通っているレディースクリニックへ。
診察を受けましたが「骨盤に細菌がいる可能性がある。紹介状を出すので総合病院へ行くように」
と言われました。
細菌？？骨盤にそんなことあるのか？と思いましたが、痛みがひどく、考えることができませんでした。
病院の受付の女性にタクシーを呼んでいただき、練馬総合病院へ行きました。
もう腹がはちきれてしまうのでは？というくらい痛い。
地獄の待ち時間が続く総合病院
もう、病院へ着いてからはほぼ待ち時間しかなかったのでは？というくらい待ってました。
待って待って待って待って、やっと診察へ。
いくつかの問診後、処置室のようなところへ。
先生から触診を受け「ここが痛い？」と中を押されます。
「痛い痛い痛い痛い。痛いです」
そのあと「少し痛いけど我慢してね」と言われます。
看護師さんからも「痛いね、頑張ろうね」と励まされました。
途中で何か切られるような刺されるような痛みが。
後で聞いたのですが、針（注射器）で刺して、血を抜いたそうです。
そしてまた、中を押されて「まだ痛い？」と医師に聞かれます。
「さっきよりはマシです…痛いけど…」
そこで処置室を出ました。
紙コップで血を見せられる
処置後の診察で、なぜか200mlくらいの紙コップが置かれています。
そこにはなみなみと血液が…。
医師の説明によると、私の卵巣から出血が起き、おなかの中で血がたまって腹痛となっていたようです。
血液を注射器的なもので抜いて、腹痛をやわらげたというわけです。
すごい話ですね。
紙コップを私の目の前に持ってこられて、これだけ血を抜いたのに全く貧血にならないのは太ってるせいだと言われました。
血圧や血糖値は正常です。笑える。
入院時の家族のありがたさ
様子を見るため念のため１泊入院することになりました。
点滴をして、食事は禁止です。水分だけOK。
この時に、夫がいて本当に良かったです。
１泊と言えども、いろんな荷物を持ってきてくれてかいがいしくお世話してくれました。
ありがたい。
夫が完全在宅だったこともラッキーでした。
普通の会社員であればここまでできなかったと思います。
まとめ
- 卵巣出血とは排卵日前後、かつ性交後になりやすい
- 注射器的なもので血を抜く
- めちゃくちゃ痛いが、血を抜いた後は割と平気
- 病気時は家族のありがたさが身に染みる
- レディースクリニックで言われた細菌感染とは何だったのか
おなかが痛いときは無理せず医者に行きましょう。
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