アシスト、してもらってますか?
家族による愛のアシストはあるものの、自転車乗るのに電気のアシストを受けたことはありませんでした。
むしろ、自転車に25年以上乗っていません。
そんな私が、今住んでいる別府市から大分市まで自転車で遊びに行くことにしました。
何故かって…?
単に面白そうだから!
自転車に乗れるかどうかもわからないのに呑気なもんです。
夫の仕事のキリがいいこともあり、この日はお休みにして、サイクリングと散歩を楽しみます。
西大分駅に返却場所があるので、そこまで走る予定です。
そこからは大分駅まで散歩して、電車で帰宅することにしました。
港から出発!
出発場所は「フェリーさんふらわあ前」。
自宅からだいぶ離れていますが、以下の点でここを出発場所と決定。
- 周囲が開けていてちょっと練習になる(乗れるかわかんないから)
- 近所の自転車がほぼ借りられていて着くころには無いかも、という不安
現在はだいたい午前10時を過ぎたところです。
では、さっそく乗ってみよう!…って重!電動アシスト(バッテリー分)重!
なんで自転車置き場が階段の上にあるんですか?
せっせと下ろして乗ってみます。
こ、怖い。なんか漕ぎ始めにグンとスピードが出て怖い。
電動アシストのアシストの具合が私の想像以上に幅を利かせていました。
「怖い怖い怖い」
叫びながら自転車をこいでいると、夫から
「なんかバカみたい…あなたバカみたいよ!(夫は私と話すとき、なぜかたまにオネエ言葉になる)」
となんだか失礼な言葉が飛んできます。
異様に姿勢がピシッとしていたのが可笑しかったようです。
気にせず自転車を漕ぎ、別府タワーの方向に進みました。
気持ちがいいので、国道沿いでなく海沿い(別府スパビーチ)を走ります。
き、気持ちいい…。
多少曇っていましたが、空と別府タワーと海が美しく、心が浄化されました。
次は北浜公園を通り、ゆめタウン前を自転車で走ります。
ここが車の出入りが多く、買い物客も多いのです。
道も少し狭いので怖い…。
少し慣れておいてよかった、トキハデパートあたりから乗り始めてたら地獄だった!
と胸をなでおろします。
浅見川を渡ってから
浅見川を渡ってからの国道10号線は、もう気持ちいい以外の何物でもない。
自転車専用道も設けられているので、とても走りやすいです。
途中で車いす陸上競技をしているような人や、ジョギングしている人とすれ違いながらぐんぐん進みます。
めちゃくちゃ素敵なことしてる、自分!と悦に入ります。
「ようこそ大分市へ」の文字。
振り返ると、別府湾を通して、別府市内が見渡せます。
「あそこから来たんだ」
謎の感動。
さらにぐんぐん走り、とうとう西大分駅付近へ到着。
「返却場所あの辺かな?」
夫に尋ねると、衝撃の返答が。
「この辺歩いててもつまんなそうだから、新川公園まで走ろう。西大分駅は電車でも来れるし」
新川公園にも返却場所があります。
まじかー。こっからまだ3キロ近くあるんだなあ。
そろそろお尻が限界なんですけどね、と思いながらもあと少しなので頑張ることに。
西大分駅から新川公園へ
ここからは、割と市街地なので車にも気を付けなければいけません。
しばらく走ると大きくてきれいな港がありました。
さんふらわあというフェリーの港です。
別府市の港には四国行きと、大阪行きのフェリーがとまるのですが、西大分にある港には神戸行きの船が来るようです。
「神戸に行きたいときはここ来ればいいね!」
と夫と相談しましたが、どう考えても帰るとき面倒です。
別府へ直接帰りたい。
そうこうしているうちに、新川公園へ着きました。
普通の住宅地。
ちょうど12時です。
2時間近く経ってしまいました。
お昼ご飯は肉を食べる!ステーキの店ピーコック
ランチに関してノープランだった私たち。
私のたっての希望で焼いた肉を食べることになりました。
向かうは都町にある「ステーキの店 ピーコック」です。
入ると、程よく混んでいる、けれど座れるくらいでちょうどいい。
私は焼肉定食、夫はハンバーグ定食を注文。
他のお客さんはすんごい分厚いステーキ食べてました。
昼からやるねぇ~。ステーキの店ですもんね。
私の焼肉定食は、ステーキ肉を薄くスライスしたものが2枚。
和風のおろしと大葉の香りが効いたソースがとても美味しかった。
夫のハンバーグはとにかく大きい。
付け合わせが無いのも、店としてかっこよくて好感が持てます。
ふわふわなので、小食な夫でもペロリとたいらげられました。
満腹になった私たちは、散歩がてら本屋さんへ向かいます。
ジュンク堂書店で本を買おう!
別府市にも本屋はいくつかあるのですが、大分市の本屋さんはやはり大きいですね。
ジュンク堂書店で好きな本を夫婦でそれぞれ購入することにしました。
私はあまり興味のないファッションの書籍コーナーへ。
「身の丈に合った服で美人になる」という本を手に取り、少し内容を確認。
「服が似合うようにお前がなれ(痩せろよ豚)」と書いてあり、「ですよね~」と棚に戻しました。
何を買えばいいのかわからない。
「本を読みたい」とは思っているのですが。
リベラルアーツ大学の両学長が出している「本当の自由を手に入れる お金の大学」が目に入りました。表紙めちゃカワイイ。
「この本、全部カラーなのに1,540円?儲けあるのかな?」と余計な心配をしつつ、棚へ戻します(買わんのかい)。
実用書コーナーのあたりをウロウロしていると、夫が2冊の本を手にして「これ買って~~」とやってきました。
我が家の資産はほとんど夫が作り出したものなのに、財布を嫁に握られていて気の毒です。
夫が手にしていた2冊の本がこちら。
夫の趣味丸出しです。
街づくりとか、人が住んでいる建物が夫は好きなんですよね。
夫が2冊の本を購入してるのでもうそれを読めばいいや、と本屋を出ました。
私が読んでいる本はほぼ夫の本です。(漫画以外)
カフェで読書しよう!9 1/5 cream(キュウトゴブンノイチクリーム)
夫はお茶があまり好きでないので、無理やり付き合ってもらい、カフェを探します。
以前、日曜日に訪れて「めっちゃ混んでるので待ちますよ」と言われて断念したカフェ「9 1/5 cream」です。
今回は平日なので空いていました。
洗練された可愛い雰囲気の店内でメニューを選択します。
「濃厚ショコラのタルトセットとパフェは売り切れになります」
あら残念。チョコレート好きの夫は明らかにしょんぼりしています。
夫は「キャラメルの実」のパフェ、私は「キャラメルの実」のタルトセットです。
他の人が見たら「なんで同じもの頼むの?と疑問に思うかもしれませんが、私たちは食べたいものを選びます(主に私が)」
タルトに👍のクッキーが載っていて、とてもかわいいです。
味も美味しいし、温かいほうじ茶が飲み放題なのがいい!
今度はランチできてみよう。
「男は俺しかいない」とぶちぶち言っていましたが、後で若い男女のカップルが入ってきたので問題ありません。
「すべてのマンションは廃墟になる」を30ページほど読んで、どんよりした気持ちになりました。
帰宅するべく店を出ます。時刻は15:30頃。
大分駅から自宅へ
その後、大分駅へ向かい、いい感じのタイミングで電車が来ました。
別府駅に降りてからもしばらく歩く必要があるのでもうクタクタです。
家に帰るとまだ17時前でした。
その日自転車で走った距離は15.8km、歩いた歩数は14,191歩(Googlefit調べ)
疲れてたまらずスヤリしてしまいます。
起きると20:30頃でした。いくら何でも寝過ぎでは?
お風呂へつかり、0時ごろ就寝しましたが、そこでも普通にぐっすり眠れました。
次の日8時起床です。どれだけ寝るんでしょうか。
次の日何故か肩がいたい
起きると、下半身でなく、上半身に激痛が走ります。
おそらく、異様に姿勢よく自転車に乗っていたせいです。
日常生活に支障が出るレベルでしたが、なるべく普通の生活を心がけました。
ちゃんと3食作って食べ、散歩をして、入浴時間も守り、いつもと同じ時間に就寝。
すると今はだいぶいいです(少しは痛いけど)。
自転車、久々に乗ると怖かったけれどとても気持ち良かったです。
体にもいいし、皆さんも是非楽しんでみてください~。
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